【映画】クライシスを見ました

「クライシス」は2021年のアメリカ映画です。脚本・製作・監督はニコラス・ジャレッキー、製作総指揮はゲイリー・オールドマン、出演はゲイリー・オールドマン、アーミー・ハマー、エヴァンジェリン・リリー、ミシェル・ロドリゲスほか。

予告編

3人の視点

アメリカで問題になっている非常に依存性の高い鎮痛剤に関わる出来事を、エヴェレット大学の研究者のタイロン・ブラウアー博士、DEA(麻薬取締局)の潜入捜査官のジェイク・ケリー、薬物依存から回復中の建築家のクレア・ライマンの3人の視点で描いている。

ジェイクを演じたアーミー・ハマーは初めて見たと思うけど、ブラウアー博士はゲイリー・オールドマン、クレアはエヴァンジェリン・リリーが演じてました。エヴァンジェリン・リリーは芯が強い役柄が似合う。

クララロン

「クララロン」というのは作中に登場する架空の鎮痛剤です。オピオイド系の鎮痛剤の一種として登場。他にも「オキシコドン」や「フェンタニル」という薬品の名前が出てきますが、これらは実際に存在するもの。

オピオイド(Opioid)は、ケシから採取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物、また、体内に存在する内因性の化合物を指す。鎮痛、陶酔作用があり、また薬剤の高用量の摂取では昏睡、呼吸抑制を引き起こす。医療においては手術や、がんの疼痛の管理のような強い痛みの管理に不可欠となっている。

Wikipedia:オピオイド

“オピオイド危機"はアメリカにおいて現在進行形で問題になっているらしい。コロナ禍の現在、オピオイド中毒死者数が急増傾向にあるとのこと。


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