【小説】母を尋ねて三千里を読みました

「母を尋ねて三千里」はイタリア王国の作家エドモンド・デ・アミーチスの小説「クオーレ」(Cuore)の中の挿話短編「アペンニーノ山脈からアンデス山脈まで」に対する日本のタイトルを指します。

青空文庫

青空文庫にある日本童話研究会による日本語訳バージョンを読みました。短いお話なのですぐに読めました。

ジェノアからアメリカまで

「もう何年か前、ジェノアの少年で十三になる男の子が、ジェノアからアメリカまでただ一人で母をたずねて行きました。」という文章から始まりました。いきなりジェノアがどこかわからなかった。ジェノバはイタリアの北西部にある都市で日本では「ジェノヴァ」と表記することが多い。

そして目的地が「アルゼンチンの首府ブエーノスアイレス」となっているので、アメリカじゃないじゃん、と思ったが、ヨーロッパのイタリアから見たらアルゼンチンもアメリカという認識になるのだろう。

アニメ版と比べると登場人物が少ない

小説を読んだ後にWikipediaの「母をたずねて三千里」の記事を読むと登場人物が圧倒的に少なかった。こちらは1976年のアニメ版の内容になっているが、1年間の放映に向けてかなりストーリーを膨らませているので、登場人物も増えているようです。


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