【小説】アルスラーン戦記 暗黒神殿を読みました
アルスラーン戦記の第十二巻「暗黒神殿」を読み終えました。
ミスルの政変
ミスルにおけるキーパーソンは、ミスル王のホサイン三世、マシニッサ将軍、クシャーフル客将軍(ヒルメス)、そして黄金仮面のシャガードです。シャガードはナルサスへの恨みが生きる理由になっていたが、さらに顔を焼いたホサイン三世への恨みも加わっていた(顔を焼くのは自分で了承していたはずだが)。
そのシャガードの行動によって、ミスルの王位の交代が起こり、クシャーフルが実質的な統治者になってしまった。ミスル国内に政治的・軍事的に力を持った人や野心を持った人が少ない、パルスに比べてミスルは平和だったからかな。
旧バダフシャーン公国領にて
オクサス地方のアシ女神の神殿で女神官見習いをしていたレイラは、ザッハーク一党に加わった後、旧バダフシャーン公国領に現れた。タハミーネ王太后の身辺の警護に付いている。レイラはザッハーク一党に操られていると思われるので自分の意志でタハミーネに近付くことはないだろうから、ザッハーク一党は"銀の腕輪"の存在意義を知っているということなのだろう。
囂しい(かまびすしい)
以前にポッドキャスト番組のコエンタイム10「Vol.1526 囂しいを推奨します」で覚えた言葉「かまびすしい」が「第五章 紅い僧院の惨劇」の中に出てきました(さすがに漢字の表記ではなかった)。「かまびすしい」の意味は「やかましい」「騒がしい」など。
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