【小説】アルスラーン戦記 戦旗不倒を読みました
アルスラーン戦記の第十五巻「戦旗不倒」を読み終えました。
パルス包囲網
パルスに隣接する国はミスル、マルヤム、トゥラーン、チュルク、シンドゥラの五つ。このうちトゥラーンについては主要な王族がいなくなり無政府状態。残りの四国のうち、シンドゥラ以外には友好関係がない。今のところ三国から攻められる可能性が残っている(パルスが劣勢になったらシンドゥラも敵対関係に変わるかもしれない)。
ミスル、マルヤム、チュルクのそれぞれに以前とは異なる指導者が立ち、軍を動かす用意が進められている。
アルスラーンの発言
パルスの王となったアルスラーンの発言が王らしくなってきている。性格は変わっていないと思うが、時に厳しい口調で臣下に令を発するようになった。エラム以外は年上のはずだが、それだけ臣下との信頼関係が築かれているのだろう。ただ結婚の話をすぐに持ち出すルーシャン中書令には強く言えないように感じる。
十二翼将からまた二人
田中芳樹先生、ファンの間では「皆殺しの田中」の異名で呼ばれているらしい。「皆殺しの」と言えば「皆殺しの富野」を思い浮かべますが、田中先生も同じ気質があるとは知らなかった。ということで十二人に減った十六翼将からまた二人減りました。残り一巻で終わりなのですがあと何人減るのか。
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